手術後1か月の診察

 1か月経過の診察。まずは先生に、「なんか、傷から茶色い液体が出てきたんですけど…。ニオイもする気がするんですけど…」。診察台に横になり、傷を診察する。先生が「あ~。内側の糸が見えてますね。抜きますね。」と言いながら、手早くピンセットなどを準備している。珍しく、動揺しているように見える(笑)。傷口を軽くぐいぐい、ちょんちょんとして終了。多分、ピンセットで中の糸を引っ張って抜いたんだろう。後で知人から聞いたら、内側を縫う「溶ける糸」は頑丈で、傷からぴょこんと出ることがあるのだそう。良かった、腐敗とか神経出てきたとかじゃなくて。そしてまた、軽くテープを貼って終了。

 摘出した腫瘍の組織検査の結果も出ていた。腫瘍は大きいところで5㎝近くになっていたが、リンパ節転移もなかったので、ステージ2aで確定。Ki67は15%、ER陽性、PR陽性、HER2陰性でルミナルA。今後の治療は、化学療法はなし、地元のB病院で25回の放射線照射を行い、その後、このX病院でホルモン療法をすることになった。化学療法なし、でほっとした。

 B病院への紹介状と診療情報提供書?を出してもらい、診察は終了。抗ホルモン剤は、ノルバデックスをまずは1か月分処方してもらい、様子を見ることになった。